フライヤーができるまで・おもて編

お待たせしました!パンやさん冒険記の更新です。

今回はパンやさんのオープンを知らせるチラシについてです。
フライヤーは初めて世にとびだすときの、産声のようなものですから、
元気よく、楽しく、こんな店できるんだ!というワクワク感が伝わることを第一に考えて制作しました。



フライヤーで伝えたいこと
・このまちで何かがおこるという小さな期待感
・老若男女だれでも歓迎、まちのパン屋さんらしい親しみやすさ

ラフデザインをあげていきます。



そして完成したのがこちら!

いかがでしょうか?お店に興味がわくかな?

それでは各部分の舞台裏をお話しします。
●コピー制作

おなかをすかせてさあおいで
西新にまちのパンやさん できます


たとえフライヤーが手元になくても、
「そういえば、西新に新しいパンやさんができたな。」
と思い出してもらえるように、
まちの人の井戸端会議にとりあげられるように、
「西新」という場所をかなり押し出しました。
西新の文字色は西新駅のロゴと同じ朱色で塗りました。


●老若男女のイラスト

「サザエさん一家のだれが来ても好きなパンがある」
という店のコンセプトを表現するために、
いそいそとパンやさんへ向かう老若男女のイラストを描きました。
「これ私だ!」「僕だ!」と思ってもらえるよう、
描き方に気をつけました。
例えば、はたからみて可愛いおじいさんではなく、
当人に「これワシだ!」と思ってもらえるような格好良いおじいさんを描きたかったのです。
背伸びはせず、でも少しお洒落な雰囲気がでるように
何度も描きなおしました。

before




after


●パンの水彩画

なんといっても主役です。
パンの絵は、頂いた資料をもとに
はらぺこの時によだれをたらしながら描きました(笑)
パン食べたい!という食い意地…じゃなくて気持ちが伝染すれば良いなと思います。


●クーポン券

フライヤーに100円引という太っ腹なクーポン券をつけるということで、
これはしっかり活かしたいと思いました。
街角で配るならば、クーポンは目立たないと!
それでいて全体に上品になじむよう工夫をしました。
コピーと同じレトロな書き文字を使い、
「100円引き」の背景は絵の具で塗りました。



このようにしてフライヤーの表はできました。
お店の方に喜んで頂きひと安心しました。
オープン初日に顔を出させて頂いたのですが、
中学生や親子ずれ、若いサラリーマンや老夫婦などがたくさんいらしゃって、
なかにはチラシを握りしめて来て下さる方もいて、
本当にうれしかったです。

次回は「チラシができるまで・うら編」です。

2 件のコメント:

ずんこ さんのコメント...

西新愛を感じます!

匿名 さんのコメント...

○ずんこさん

お、おうともよ!愛です!ありがとう!